ああ、出入り禁止!
昨夜のことです。
(ウキウキで)明日、稽古場、顔出すよ~。何時から?
こないで! 密になるから!
え....
お前、感染してるかもしれないだろ?
まあ....
窓、ないんだぞ。人は少ない方がいい。
そうか...でもさ...
(プープー)
あっ! もしもし! もしもし! もしもしもし!
うーん、徹底してますな。恐るべし、ツツガムシコロナ対策事務局。
狭い稽古場に用もない作家がふらっと現れて、タバコをふかしたりゲラゲラ笑ったりするのは、確かによろしくない。もしかしたら、「なあ、あの場面はさ....」なんて、ソーシャルディスタンスを破って文句を言ってくるかもしれない。危険だ。
ということで、稽古場、出入り禁止になってしまいました!
ガーン!
あ、久々に、ガーンって言って(書いて?)みました。子供の頃、これを言うと母親から怒られました。良くない言葉なのよ。癌なのよって。友達が楽しそうに、親の前でガーン、ガーン、ガーンって言ってるのを少しうらやましく思って眺めたことを思い出します。
まあ、そんな気分です。旅に出たい。
作家は本を書いたらやることがないので困ってしまいます。それで稽古場に行って、タバコをふかしたり、ゲラゲラ笑ったり、少し意見してみたりしているわけです。罪滅ぼしのようなものです。
しかし、稽古を見ないで、いきなり本番を観るというのは今までになかったことです。ちょっと楽しみではあります。
こいつ天使みたいだった
